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2016JAWAイヤーブックから読み解くホイールマーケット

更新日: 2016/06/03

2016JAWAイヤーブックから読み解くホイールマーケット -

最新のアルミホイール販売動向

JAWA事業部よりアルミホイールイヤーブック2016が発行されました。
その中から一部を抜粋し、最新のアルミホイール販売動向を読み解きたいと思います。

vol.141-3

まずは販売枚数と構造別構成比からポイントを見てみましょう。
①6年ぶりに販売本数は前年比マイナスとなってしまいました。
2015年は新車販売台数も前年比90.7%でしたので、比例するように減少してしまいました。

②円高の影響もあってか国内生産の比率が増加しております。
CDシリーズやカワイイデコルといった国産ホイールに注目があつまっています。

③趣味性の高い3ピースは2年連続前年比増加しております。
リヴァイバーやブラスターに代表される高付加価値品は勢いがあります!

vol.141-4

次は構造別とデザイン別での統計からポイントを分析しましょう。
①1ピースではメッシュデザインが2014年の1.5%から3.1%と激増。
CDM1、CDM2やカワイイデコル・ダリアに代表されるメッシュがトレンドになりつつあります。

②組み付けでも近年続く傾向ですがメッシュデザインの高比率が目立ちます。
シャレンスターやレーベンハート キャンベルXJのようなコストでは無く
拘った複雑なデザインを求める組み付け品ユーザーという図式が浮かび上がります。

vol.141-5

最後にサイズ/デザイン別の統計のポイントです。
①大多数を占める軽・コンパクトに比例して13、14、15、16インチで80.8%を占めます。

②メッシュ、フィンは比較的偏りが少なく、スポークは小さなサイズに多い傾向にありますね。

こうしてみるとウレスジ動向が見えてきます。
このデータが皆様の拡販のお役に立てれば幸いです。