更新日: 2018/09/21
AMEホイールと聞いて皆様はどんなブランドイメージをお持ちでしょうか。
ファッショナブルなドレスアップホイールというのももちろん正解なのですが、実はスポーツホイールブランドとしての一面も併せ持っているのです。
2000年代初頭にリリースした初代トレーサーは17×7.0Jサイズで5.9kgという今の水準で見ても驚異的な軽量設計。またSMCブルー、SMCレッドというビビッドなカラーリングをスポーツホイールにあえて採用した事も話題を集めました。
その後車両のパフォーマンスは急激に向上、ホイールには軽量だけでなく強度、剛性を高める要望が高まり、その声に対応したのが2009年に投入した【トレーサーTM-02】
エンケイのMAT製法を採用し、ひと昔前のレーシングカーにも匹敵するコーナリングフォースを生み出すチューンドカーの高負荷にも耐えうるタフさを持ちます。
その実力はオーストラリアで行われているチューニングカー世界一決定戦【WTAC(WORLD TIME ATTACK CHALLENGE)】にて2010、2011と2連覇を果たしたサイバーエボの足元を支えた事で証明されました。
AMEホイールが世界一に輝いた瞬間でもあります。
このようにAMEブランドにはスポーツのDNAも息づいているのですが、今秋TM-02に続き
満を持して世に問うのが【トレーサーGT-V】なのです。
従来モデルは応力分散に優れるツイン6本スポークを採用しましたが、【トレーサーGT-V】 ではスポーツホイールの王道5本スポークデザインをチョイス。
ただ王道デザインという事はライバルも多いという事。そこで差別化を図る為ディテールには 徹底的に拘りました。
大型キャリパーをクリアしつつコンケーブを強調するラウンドスポーク、そのリムの付け根は 強度確保も兼ねるなだらかなアールで繋げ、センターパートは軽量化も兼ね側壁を逆Rに 彫り込む手間の掛かる形状を採用しています。
リサーチを兼ね現物を見ていただいた数件のスポーツショップ様ではこちらから説明する前に、こうした細かなディテールを見つけ感心していただけました。
分かる方がみればしっかり違いに気が付く機能も兼ねたデザインなのです。
もちろん見かけ倒しではありません。GT-Vでは『18×8.5Jで8kgを切る』事を目標にエンケイと共同開発。試行錯誤のうえ7.99kgと8kg切りに成功しました!
MAT製法ですので高強度、高剛性も両立、他社フローフォーミングは殆どが9kg台と圧倒的に軽量ですし、価格は倍近い他社鍛造スポーツホイールに匹敵する軽さです。
このように見てよし、乗ってよしのAME渾身のスポーツホイール【トレーサーGT-V】は 10月1日発売となっており、バックオーダーも随時受け付けております!
次回メールマガジンではハイパフォーマンスカーに実際に装着した写真やサイズスペックを掲載致しますので、次回もこうご期待!