更新日: 2015/07/07
VIA登録制度などで日本でのアルミホイールの安全と品質の維持向上を図り、生産、流通等の調査を行う事で車社会の発展に貢献しているJAWA事業部。
そのJAWAより2014年のアルミホイールにまつわるデータをまとめた【アルミホイールイヤーブック2015】が発行されました。
その中から一部を抜粋し、最新のアルミホイール販売動向を読み解きたいと思います。
まずは販売枚数と構造別構成比からポイントを見てみましょう。
①昨年の販売数量約1,188万枚は5年連続で前年実績を上回り過去最高記録!
②うち輸入品は構成比94.2%と昨年より低下、CDシリーズのような国産品に注目が集まっています。
③構造別ですと3ピース組み付け品の構成比が増加しました。ブラスターやグレーサーのような高級品を求めるニーズがマーケットに有る事が伺えます。
次は構造別にデザイン別での統計からポイントを分析しましょう。
①1ピースではスポークが圧倒的ですが、フィンデザインが2013年の1.6%から3.6%と激増。
ザインレーシングやシュタイナーSF-Xに代表されるフィンがトレンドになりつつあります。
②組み付けではシャレンスターやレーベンハート キャンベルXJのようなメッシュデザインの高比率が目立ちます。
コストでは無く拘った複雑なデザインを求める組み付け品ユーザーという図式が浮かび上がります。
最後にサイズ/デザイン別の統計のポイントです。
①大多数を占める軽・コンパクトに比例して13、14、15インチで68.9%を占めます。
②メッシュ、フィンは比較的偏りが少なく、スポークは小さなサイズに多い傾向にありますね。
こうしてみるとウレスジ動向が見えてきます。
このデータが皆様の拡販のお役に立てれば幸いです。